2022
02.18(FRI)
調弦とチューナー
今の時代、三味線調弦する際はチューナーを使う方が多いと思います。
私が三味線を始めたころは
「調子笛」(丸いハーモニカのような笛)で合わせていました。
実は今でも私は調子笛使いますが…
他の楽器と合わせるときは、
ちゃんとピッチを合わせるため
チューナー使います。
お弟子さんから「440とか442とか何ですか?」と聞かれることもありますが
周波数(ヘルツHz)です。
1秒間当たりの波の数を表しています。
音は空気を振動することにより発生、伝達されますが
1秒間に何回振動するかにより「音の高さ」が決まります。
1Hzは1秒間に1回振動。
数が少ないほど低い音(振動がゆっくり)
数が多いほど高い音(振動が早い)になります。
三味線同士で合奏する際、調弦が完璧に合うより
ほんの少しばらつきがある方が、厚み,深みがあるように感じるのは私だけでしょうか?^^;
基本的に調弦した上での、ほんのわずかなズレ、です。
PCなどで完璧に同じにあわせてしまうと
機械的というか(まぁ機械でしているので^^;)、遊びがないというか、
肩がこる感じがします。(個人的意見です)
調弦がずれやすい弦楽器である以上、合奏で全員完璧に同じはありえないと思うので
自然にばらつきは出ていると思います^^;